2006年 10月 27日
カムチャッカの若者は 『朝のリレー』
以前の 『本田のひとり言』 で
“カムチャッカの若者” と
いう話を書きました
私自身
最初の1行しか知らなかったんですが・・・
書いてみたいと思います
『朝のリレー』 谷川俊太郎
カムチャッカの若者が
きりんの夢を見てるとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
やっぱり良い!!!
この “カムチャッカの若者” は
中学生でやるには
やや早いような気がします(^_^;)
当時の私はまったく興味も無く
理解しようとしてなかったような・・・
まるで
中学生の修学旅行に “京都” に
行くようなものです(笑)
もう1度
国語の教科書が読みたくなる
そんな気持ちに
させてくれる 『朝のリレー』 です☆
by hondachiro
| 2006-10-27 10:18
| ふとした疑問と謎